タイヤは中古でも大丈夫?中古タイヤを購入するにあたっての注意点を解説

何を基準にしてタイヤを購入していますか?

購入の指標として「新品のタイヤしか購入しない」、「好きなブランドのタイヤが良い」、「日本製のタイヤが良い」など決まっている人も少なくないかもしれません。

今回ご紹介する内容は、「中古タイヤを購入しても大丈夫なのか」や「中古タイヤのメリット・デメリット」を解説し、中古タイヤの購入を検討している方に少しでも参考にしていただければ幸いです。

中古タイヤ市場が活況な理由は?

株式会社帝国データバンクの調査によると、2023年に値上げする食品は約3万品目でその平均値上げ率は15%と物価高が止まりません。

タイヤも同様に値上がりしています。ブリヂストンは2023年4月1日に夏タイヤが、7月1日に冬タイヤが6~8%の値上げ住友ゴムも同日より最大8%の値上げを実施しています。

これはタイヤ1本当たりの値上げ、4本まとめて購入しようとするとそれだけ負担が大きくなってしまいます。

例えば10000円のタイヤを購入しようとしたら10800円で800円の値上がりです。4本セットとなるとどうでしょう?3200円もの値上げをすることになり、スタッドレスタイヤとなると、一本3万円程度なので4本セットで10000円程度の値上げになってしまいますね。


そんな中、できるだけタイヤの交換費用を節約しようと新品ではなく中古を購入しようと考えている方が増えている傾向にあり、そのため現在中古タイヤ市場が活況を迎えています。

あらゆる物が値上がりしている中、できるだけタイヤ交換の負担を減らしたいという思いが大きくなっているように感じます。

中古タイヤを買っても大丈夫?

そもそも中古タイヤに対してあまり良い印象を持たれていない方が少なくありません。

確かにタイヤは消耗品ですし、中古だと劣化の進んでいるものも販売されています。

しかし、中古タイヤは選び方を間違えなければ、問題なく使用できるものも多いためタイヤは中古でも大丈夫です!


中古タイヤを選ぶ3ポイント

  • 製造年月日ができるだけ新しいものを選ぶ
  • 残り溝が4mm以上残っているか確認する
  • 傷やひび割れが無いか状態を確認する

タイヤの選び方はこちらでで詳しく説明しているので参考にしてください。

中古タイヤのメリットとデメリットを踏まえて購入を検討しましょう

中古タイヤには「安い」という大きなメリットがありますが、そこにはデメリットも潜んでいることを十分に理解しておくことが大切です。

メリットとデメリットを考慮したうえで中古タイヤを購入するようにしましょう。

中古タイヤのメリット

まずは中古タイヤのメリットから確認していきましょう。

中古タイヤの大きなメリットは主に次の3点です。

  • 製造年月日ができるだけ新しいものを選ぶ
  • 残り溝が4mm以上残っているか確認する
  • 傷やひび割れが無いか状態を確認する

ひとつずつ確認していきましょう。

新品よりも価格が安い

中古タイヤの一番のメリットはやはり価格ですよね。新品タイヤの場合は1本数万円かかってしまい車の維持費の中では大きい出費になります。

そんな大きい出費を中古タイヤの交換でできるだけ減らし、浮いたお金をレジャーの費用などに充てませんか?

グレードの高いタイヤもお手頃な価格で買える

ブリヂストンやダンロップなどのグレードの高いタイヤも中古タイヤだとお手軽な価格で購入できます

高グレードのタイヤは性能が良いのはもちろんのこと、格安のタイヤと比べてタイヤの持ちが良いんです。

格安のタイヤの購入を検討している方は、ぜひ高グレードの中古タイヤを探してみましょう!

タイヤを慣らす必要が無い

新品のタイヤは慣らし運転をすることでタイヤの表皮が取れて、タイヤ本来のグリップ性能を発揮します。

一般的に夏タイヤは100km以上、冬タイヤは200km以上の距離を高速走行を避けて走行する必要があり、タイヤの表皮が取れる前に高速走行をするとスリップの原因となるので危険です。

そこで、中古タイヤであればある程度の距離を走行しているものが多いので基本的に慣らし走行をする必要がないため、タイヤを購入してすぐ高速を走りい方などには中古タイヤがおすすめの選択となってきます。

中古タイヤのデメリット

次に中タイヤのデメリットを確認していきましょう。

新品と比較した中古タイヤのデメリットは次の2点です。

  • 走行性能は新品に劣る
  • 使用できる期間が短い

それぞれ解説します。

走行性能は新品に劣る

中古タイヤはどうしても新品タイヤに比べ走行性能では劣ってしまいます。

主な原因は、ゴムの劣化によるもので、使用頻度や使用状況によって柔軟性や耐久性が低下してしまします。そのため、中古タイヤは新品タイヤに比べ、ブレーキ性能やグリップ性能が劣ってしまうことがほとんどです。

使用できる期間が短い

タイヤは基本的に3~5年程度・走行距離だと3万kmが目安となっています。

しかし状態によってはまだ使用できるタイヤもあるのが事実で、使用期間が3年での残り溝がしっかりと残っているものも販売されています。

中古タイヤが残りどの程度使用できるかは販売業者に尋ねてみることもひとつの手です。

中古タイヤは、以上のメリットとデメリットを考えた上で購入することが大切です。

中古タイヤの選び方はこちらで詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

中古タイヤと新品タイヤではどちらがコスパが良い?

中古タイヤのメリットとデメリットを紹介しましたが、「結局中古タイヤと新品タイヤはどっちがお得なのか?」と思われる方もいるのではないでしょうか?

せっかく中古でタイヤを購入するならお得にできた方が嬉しいですよね!

実は、車の使い方によって新品のタイヤがおすすめの方、中古のタイヤがおすすめの方で分かれます。

ではどのような方は中古タイヤがおすすめで、どのような方が新品タイヤがおすすめかを紹介していきます。

中古のタイヤがおすすめの方

中古タイヤがおすすめの方は次のような方です。

  • とにかくタイヤの交換費用を抑えたい
  • 短期間での利用を想定している
  • 日頃車に乗ることが少ない
  • 近距離での移動でのみ車を使っている

普段からあまり車に乗らない方は、タイヤを使い切る前に劣化してしまうことを避けることができるため中古タイヤがベストな選択になります。

タイヤの安全性については選ぶポイントをしっかりと抑えることで

中古市場は、種類や状態、価格と様々な商品が販売されているため、タイヤ選びを楽しめる方にとってもおすすめの選択です。


中古タイヤをなぜ選ぶのか、選ぶ理由についてはこちらで解説しています。

新品のタイヤがおすすめの方

新品タイヤがおすすめの方は次のような方です。

  • 新品ならではの性能を存分に楽しみたい
  • 車の使用頻度が高く、中距離や長距離の走行を想定している

新品のタイヤはタイヤ本来の性能を体感できるのはもちろんのこと、安全性も高く安心して使用することができます。

また、タイヤに保障がついていることもあるためタイヤがパンクした時などトラブルが起きた時に備えることができます。

中古タイヤはどこで買える?

中古タイヤはお近くのタイヤ専門店やカー用品店などの実店舗、ネットストアやネットオークションなどオンライン上で購入できます。

実店舗

実店舗では実物をみてタイヤ購入できることが強みです。

中古タイヤはタイヤの劣化具合をタイヤの硬さで判断することができますが、実店舗だと実際に触れて見てタイヤの状況を確認することで安心して購入できます。

実店舗が近くにある方は、中古タイヤを自分の目で確かめて購入しましょう。

オンライン店舗

オンライン店舗では数多くの商品から比較検討することができるのが何よりも強みです。

様々なネットストアから中古タイヤを比較して、ご自身にとって最適で安いタイヤを見つけることができます。

また、中には廃盤になってしまったタイヤなどレアなタイヤも販売していることがあるので探してみるのも楽しいでしょう。


パーツ販売ナンバーワンでは、オンライン上でも安心して中古タイヤを購入いただけるよういつでもお問合せを受け付けております。

タイヤ選びに欠かせない、タイヤの硬さや残り溝の深さなどは専門の計測器で計測いたしますので必要な方はお問い合わせください。

口コミを確認することが大切

実店舗でもオンライン上の店舗でも購入前に口コミを確認することをお勧めします。

これまでに実際に購入された方の生の声を見ることができ、安心して購入できるか判断するための大きな基準になります。

良い口コミやそうでない口コミどちらも見てみることでどのような店舗なのか確認して安心して中古タイヤを購入しましょう。

タイヤの交換は中古タイヤでも大丈夫!!

中古タイヤの交換はメリットやデメリットを踏まえ、選び方を押さえることが大切です。

選ぶポイントも3つなので簡単に自分に合ったタイヤを見つけれそうですね。購入前に口コミを確認することもお忘れなく!


中古タイヤならパーツ販売ナンバーワンにお任せください!

パーツ販売ナンバーワンは、オンライン販売をメインとしていますが、店舗近くにお隅の方はお問い合わせいただけると実物を見て購入いただけます。

また、オンライン上の利用で中古タイヤを購入したい方はトレッド面の硬さやタイヤの状態など詳しくお伝えいたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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